ビデオ:保存再生学シンポジウム2017 第1回 「木造近代建築の保存と活用─木造校舎の保存活用の成果と課題」Video: Conservation and Practical Use of Modern Timber Architecture

京都工芸繊維大学大学院 建築都市保存再生学コース
保存再生学シンポジウム2017 [第1回]
木造近代建築の保存と活用──木造校舎の保存活用の成果と課題


「西脇小学校の保存再生」
足立裕司 [神戸大学名誉教授]


「日土小学校の保存再生」
花田佳明 [神戸芸術工科大学教授]


「木造近代建築の保存再生と構造家」
腰原幹雄 [東京大学生産技術研究所教授]

京都工芸繊維大学大学院・建築都市保存再生学コースの保存再生学シンポジウムも3年目を迎える。今年度の年間テーマは「木造近代建築」に設定した。ここで言う「木造近代建築」は、伝統工法による神社仏閣や民家、近代和風建築は含まない。20世紀に造られた公共的な色彩の強い、比較的規模の大きな木造建築を対象とする。その第1回として小学校の木造校舎を取り上げたい。

日本の学校建築における過去を振り返ったとき、木造校舎においては多くの試練があった。その一つは“不燃化”という問題である。学校に限らず、歴史的建造物の保存においては常に、安全性の確保と歴史的価値の保全がぶつかることとなるが、学校建築においては国の“不燃化”という基本方針のもと、多くの優れた木造校舎が失われてしまった。現在、文部科学省が「木の学校づくり」を推進している状況は皮肉と言うしかない。また建築基準法の改正によって、新築の木造校舎実現の可能性は広がりつつあるが、失われたものは二度と戻らない。

今回のシンポジウムでは、苦難の歴史を生き延び見事に現代の小学校として甦った、兵庫県の西脇市立西脇小学校(1937年竣工/内藤克維設計)と愛媛県の八幡浜市立日土小学校(1958年竣工/松村正恒設計)の木造校舎に焦点を当てる。戦前と戦後の木造校舎の傑作であるが、いずれも解体の危機に瀕していた。しかし関係者の粘り強い活動により、保存再生が決定した。その保存再生に関わった専門家をお招きし、木造近代建築を過去から未来へと繋ぐ意味と可能性を探る。

木造近代建築の保存と活用──木造校舎の保存活用の成果と課題

日時|2017年7月29日(土)13時30分-
会場|京都工芸繊維大学60周年記念館2階大セミナー室
定員|90名
入場|無料(申込不要、当日先着順)
主催|京都工芸繊維大学大学院建築学専攻
京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab
後援|DOCOMOMO Japan/日本イコモス国内委員会


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© 2017 Kyoto Institute of Technology All Rights Reserved.

Symposium: Conservation and Practical Use of Modern Timber Architecture


Emeritus Professor Hiroshi Adachi [Kobe University]


Professor Yoshiaki Hanada [Kobe Art University of Technology]


Professor Mikio Koshihara [University of Tokyo]

Conservation and Practical Use of Modern Timber Architecture

Date: Saturday 29 July, 2017
Venue: 60th Anniversary Hall 2F, Kyoto Institute of Technology


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