京都工芸繊維大学大学院 建築都市保存再生学コース 保存再生学シンポジウム2025
ヘリテージ・アーキテクト養成講座プレ講座

「ベニス憲章の新日本語訳から考える建築遺産の保存再生」

1964年に採択されたベニス憲章は、建築遺産保存の分野で最も影響力のある国際憲章といえる。その日本語訳は、日本イコモス国内委員会より1999年に刊行の『文化遺産保護憲章 研究・検討 報告書』に収録された*1。さらに、採択から60年経過した昨年の2024年に、ベニス憲章の日本語訳の改訂が行われた*2。新日本語訳を通して、ベニス憲章の本来の精神により一層近づくことが可能となった。

本シンポジウムでは、ベニス憲章の新日本語訳の作成の経緯とその過程で明らかとなった点について紹介する。さらに、日本とヨーロッパにおける近年の代表的な保存再生事業の事例について、ベニス憲章に提唱されている理念と照らし合わせながら考察を行う。各事例の分析と実務家・研究者の意見交換を通して、ベニス憲章の今日性、日本における適用性、保存再生における実務と理念の関連性などの課題について、多角的な視点から検討したい。

*1 https://icomosjapan.org/media/文化遺産保護憲章研究検討報告書_7wpaQv4.pdf
*2 https://icomosjapan-information.org/20241/2025spring-2025/英仏版の比較検討から読み直すベニス憲章の刊行公開



概要
日時 2025年7月6日(日) 13:30–17:00
会場 YouTubeによる配信。視聴ページのURLはお申し込みいただいた方にのみお伝えします。
※シンポジウム中の質問(チャットへの書き込み)はご自身のGoogleアカウントへのログインが必要となります。
講師 佐藤桂[武蔵野大学工学部建築デザイン学科准教授]
川津彩可[明治大学理工学部建築学科助教]
嶋﨑礼[九州大学大学院芸術工学研究院環境設計部門助教]
田原幸夫[Heritage Design Associates 代表/日本イコモス理事]
プログラム 13:30-13:40|趣旨説明
マルティネス・アレハンドロ[京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授]
13:40-14:10|講演1
「ベニス憲章和訳改訂作業から考えたこと」佐藤桂
14:10-14:40|講演2
「アテネのアクロポリスとアゴラの変遷:建築遺産としての保存」川津彩可
14:40-15:10|講演3
「ベニス憲章からみたパリのノートル=ダム大聖堂復興事業」嶋﨑礼
15:10-15:40|講演4
「ベニス憲章の理念と近現代建築そして都市」田原幸夫
15:50-17:00|意見交換会
講演者+ヘリテージ・アーキテクト養成講座担当教員
定員 300名(入場無料/要申込)
申し込み 以下のURLにアクセスし予約専用フォームからお申し込みください。
https://forms.gle/NR5NeJXBRGXVi14n9
主催 京都工芸繊維大学大学院建築学専攻
京都工芸繊維大学 KYOTO Design lab
後援 一般社団法人DOCOMOMO Japan
一般社団法人日本イコモス国内委員会
お問い合わせ martinez@kit.ac.jp(担当:マルティネス)

京都工芸繊維大学大学院 建築都市保存再生学コース 保存再生学シンポジウム2025
ヘリテージ・アーキテクト養成講座プレ講座

「ベニス憲章の新日本語訳から考える建築遺産の保存再生」

1964年に採択されたベニス憲章は、建築遺産保存の分野で最も影響力のある国際憲章といえる。その日本語訳は、日本イコモス国内委員会より1999年に刊行の『文化遺産保護憲章 研究・検討 報告書』に収録された*1。さらに、採択から60年経過した昨年の2024年に、ベニス憲章の日本語訳の改訂が行われた*2。新日本語訳を通して、ベニス憲章の本来の精神により一層近づくことが可能となった。

本シンポジウムでは、ベニス憲章の新日本語訳の作成の経緯とその過程で明らかとなった点について紹介する。さらに、日本とヨーロッパにおける近年の代表的な保存再生事業の事例について、ベニス憲章に提唱されている理念と照らし合わせながら考察を行う。各事例の分析と実務家・研究者の意見交換を通して、ベニス憲章の今日性、日本における適用性、保存再生における実務と理念の関連性などの課題について、多角的な視点から検討したい。

*1 https://icomosjapan.org/media/文化遺産保護憲章研究検討報告書_7wpaQv4.pdf
*2 https://icomosjapan-information.org/20241/2025spring-2025/英仏版の比較検討から読み直すベニス憲章の刊行公開



概要
日時 2025年7月6日(日) 13:30–17:00
会場 YouTubeによる配信。視聴ページのURLはお申し込みいただいた方にのみお伝えします。
※シンポジウム中の質問(チャットへの書き込み)はご自身のGoogleアカウントへのログインが必要となります。
講師 佐藤桂[武蔵野大学工学部建築デザイン学科准教授]
川津彩可[明治大学理工学部建築学科助教]
嶋﨑礼[九州大学大学院芸術工学研究院環境設計部門助教]
田原幸夫[Heritage Design Associates 代表/日本イコモス理事]
プログラム 13:30-13:40|趣旨説明
マルティネス・アレハンドロ[京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授]
13:40-14:10|講演1
「ベニス憲章和訳改訂作業から考えたこと」佐藤桂
14:10-14:40|講演2
「アテネのアクロポリスとアゴラの変遷:建築遺産としての保存」川津彩可
14:40-15:10|講演3
「ベニス憲章からみたパリのノートル=ダム大聖堂復興事業」嶋﨑礼
15:10-15:40|講演4
「ベニス憲章の理念と近現代建築そして都市」田原幸夫
15:50-17:00|意見交換会
講演者+ヘリテージ・アーキテクト養成講座担当教員
定員 300名(入場無料/要申込)
申し込み 以下のURLにアクセスし予約専用フォームからお申し込みください。
https://forms.gle/NR5NeJXBRGXVi14n9
主催 京都工芸繊維大学大学院建築学専攻
京都工芸繊維大学 KYOTO Design lab
後援 一般社団法人DOCOMOMO Japan
一般社団法人日本イコモス国内委員会
お問い合わせ martinez@kit.ac.jp(担当:マルティネス)