国立研究開発法人科学技術振興機構[JST]が主催する、科学と社会をつなぐオープンフォーラム「サイエンスアゴラ」のブランドロゴがリニューアルされました。

KYOTO Design Lab[D-lab]は、2017年11月24日[金]〜26日[日]に開催された、JSTが主催する科学と社会をつなぐ日本最大級のオープンフォーラム「サイエンスアゴラ2017」においてリ・ブランディングを担当しました。

プロジェクトの実施にあたり、D-labの宮田識所長(DRAFT代表)の指導のもと、公募によって集まった有志の学生たちが、サイエンスアゴラ2017のテーマ「越境する」を表現するためのメインビジュアルやポスター、ガイドブック、会場設計、会場インスタレーションなどをデザインしました。

リ・ブランディングの過程で、サイエンスアゴラのコンセプトを主催者JSTとともに深掘りし、イベントを象徴する3種類のロゴをデザインしました。このロゴは「サイエンスアゴラ2017」にて発表され、参加者から690件にものぼるご意見をいただきました。参加者からの意見を踏まえ、サイエンスアゴラ2017企画委員会による検討のうえ、今回のあたらしいロゴが決定されました。

サイエンスアゴラの新ロゴコンセプト

発見やひらめきを感じた瞬間、人は大きな喜びを感じます。
その気持ちが跳ね上がる瞬間を捉え、ロゴにしました。
一つの要素が重なり、紡がれていく様子を表しており、多数の要素が集まることで大きく広がりを見せる場を象徴します。
未来へとさらに発展していく様子を未完成な形で表し、人の対話とひらめきが重なりあい、未来を創造る大きな力を表現します。



詳細はサイエンスアゴラのウェブサイトをご覧ください。

また、D-labがおこなったサイエンスアゴラ2017のリ・ブランディングの過程をまとめたプロジェクトムービー「科学をブランディングする──サイエンスアゴラのつくり方」は以下からご覧になれます。




サイエンスアゴラ2017 会場の様子 | photo: Tomomi Takano

サイエンスアゴラ2017 参加者に配布されたガイドブック | photo: Tomomi Takano

サイエンスアゴラ2017 学生がデザインした3種類のロゴに参加者から意見を募集した | photo: Tomomi Takano


隔週月曜日発行のメールマガジン、D-labの活動をまとめてお届けします。


Science Agora is the largest science communication event in Japan organized by the Japan Science and Technology Agency [JST]. KYOTO Design Lab [D-lab] was tasked with the re-branding of “Science Agora 2017. ”

In implementing the project, the students were instructed by Satoru Miyata of DRAFT, who is a D-lab Director. The team designed pamphlets, signs, installations as well as design of the space.

In addition, we also designed the three logos for Science Agora with JST. These logo was presented the Science Agora 2017 and received 690 comments by participants. After examining by Planning Committee of Science Agora 2017, this new logo was decided.

New Science Agora’s Logo


Project movie “Branding Science: creating the Science Agora identity” is below.




Science Agora 2017 | photo: Tomomi Takano

Guide book distributed to participants | photo: Tomomi Takano

The three logos designed by students | photo: Tomomi Takano

D-lab send news summary every other Monday.