デンマーク家具の歴史の変遷が体系的にわかる、多田羅景太助教の単著『流れがわかる!デンマーク家具のデザイン史』が、誠文堂新光社から出版されました。

現在のデンマーク家具が生まれた背景や、デザイナー、建築家、家具メーカーなどとの関係性についてもわかりやすく解説されています。

多田羅景太助教コメント
デンマーク家具デザイン史の流れを20世紀前半の萌芽期から40~60年代の黄金期、そして70~80年代の衰退期を経て現在の北欧デザインブームに至るまで、時代に沿って分かり易く解説した内容となっています。
これまでの先行研究で多く紹介されてきた黄金期のデザイナー・建築家の活動のみならず、現在活躍中のデザイナーや近年のデンマーク家具業界についても言及しており、デザインを学ぶ学生の皆さんだけでなく、家具、インテリア業界に携わる方々にもお読みいただきたい本です。


流れがわかる!
デンマーク家具のデザイン史

著=多田羅景太

CHAPTER 1
デザインの国デンマーク?

デンマークの基礎知識や、デンマークにおける「デザイン」の在り方について

CHAPTER 2
デンマークモダン家具デザインの流れ

ヴァイキングの時代から現代まで、デンマークに優れたモダン家具が生み出された背景を中心に

CHAPTER 3
黄金期を彩ったデザイナーと建築家

デンマークモダン家具デザインの父コーア・クリントをはじめ、ハンスJ.ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、フィン・ユール、アルネ・ヤコブセンなど、黄金期に活躍したデザイナーの生涯とその作品について

CHAPTER 4
デザイナーを支えた家具メーカーと職人たち

家具デザイナーや建築家の活動を支えた家具メーカーや職人について

CHAPTER 5
現在のデンマーク家具デザイン

衰退期から再評価期を経て現在の北欧デザインブームに至った経緯と、現在活躍中の現役デザイナーの活動について

ISBN|978-4-416-51958-5
体裁|A5・272頁
価格|本体2,700円+税
発行|2019年10月13日

“History of Danish Furniture Design” by Assistant Professor Keita Tatara was published from SEIBUNDO SHINKOSHA Publishing Co.,LTD.

It explains the background of the current Danish furniture and its relationships with designers, architects, furniture makers, etc.

ISBN|978-4-416-51958-5
Size|A5, 272 pages
Price|2,700yen + tax
Publication Date|13 October, 2019