KYOTO Design Lab［D-lab］は、水野大二郎特任教授と岩渕正樹氏［2019年度デザインリサーチャー・イン・レジデンス］によるミニシンポジウムを開催いたします。
入場無料、申込不要のレクチャーですので、ぜひご参加ください。

水野大二郎＋岩渕正樹
「デザインリサーチの展望」
Some Recent Agendas in Design Research
-Transitional, Circular, Speculative and Discursive-

日時｜2019年6月18日[火] 17:00-19:00
会場｜京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 2F ホール
入場｜無料・申込不要
講師｜水野大二郎 特任教授（KYOTO Design Lab）、岩渕正樹 （2019年度デザインリサーチャー・イン・レジデンス）

概要
現在、NYのParsons School of Design在学中で、6月1日からKYOTO Design Labにて滞在制作・研究をおこなう岩渕正樹氏と、4月1日から着任した水野大二郎特任教授によるデザインリサーチの展望について議論するミニ・シンポジウムを開催いたします。
2014年、デザイン誌「AXIS」168号で「デザイン思考の誤解」が特集されてから約５年経ちました。現在ではデザイン思考ブームも一段落し、その有効性と限界が明らかとなる一方、デザインリサーチに関する学会では新たなデザイン理論や手法が登場し、デザイン思考の次の次が模索されています。
そこで本ミニ・シンポジウムは複雑に自然物と人工物がからみあう未来の社会を対象としたラディカルなデザインリサーチについて議論します。既存の未来志向型デザインリサーチに加え、京都の文化的特性を生かして「歴史から現在を逆照射した上で未来を思索する」可能性について議論を広くおこないたいと思いますので、スペキュラティヴ・デザインの曖昧さやデザイン思考の限界にご興味がある方、デザインリサーチの新たな可能性を追求したい方、ぜひご参加ください。

登壇者略歴
岩渕正樹
Parsons School of Design／2019年度デザインリサーチャー・イン・レジデンス

2018 – Parsons School of Design MFA Design & Technology Program在学中
2018 – Artrigger株式会社 CXO
2009 – 2018 IBM Design デザインコンサルタント
2009 東京大学大学院学際情報学府 学際情報学専攻修了
2007 東京大学工学部 電子情報工学科卒業

https://note.mu/iwabm
https://twitter.com/powergradation
http://iwabm.github.io/

水野大二郎
KYOTO Design Lab特任教授

2019 – 京都工芸繊維大学Kyoto Design Lab 特任教授
2013 – 2015 京都大学デザインスクール 特任講師
2012 – 2019 慶應義塾大学SFC 准教授
2008 – 2013 京都造形芸術大学ウルトラファクトリー スタッフ
2008 Royal College of Art 博士課程後期修了
2003 Royal College of Art 修士課程修了

https://issuu.com/tacticaldesign
https://medium.com/@daijirom
www.daijirom.com