京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース
保存再生学シンポジウム2021 第2回

“使い続ける保存”のために
─文化遺産における“窓”のデザイン─

京都工芸繊維大学では、2015年度に大学院の特別教育プログラムとして「建築都市保存再生学コース」を設置したが、加えて2020年度より、社会人対象のリカレント教育プログラム「ヘリテージ・アーキテクト養成講座」を開始した。この講座は、実務経験豊かな建築士の方々が、学外の講師も含む多くの専門家による講義とプロジェクト演習を通じて、歴史的建築物の保存再生における基本的理念・技術を実践的に学ぶ、我が国の大学としては初の社会人講座である。

現代の歴史的建築物の保存再生においては、かつての文化財のように建物を歴史的資料として大切に保存するのみならず、その建物の歴史的価値を守りながら、いかに日常的に使い続けられるようにするかが問われている。その際設計者が直面するのは、歴史的建築物のオーセンティシティ(真実性)と建物性能(機能性・安全性など)をいかに両立させるかという非常に困難なテーマである。こうした課題に正面から立ち向かい提案できる設計者、それが「ヘリテージ・アーキテクト」であると考える。

2015年度に煉瓦やコンクリートなど建築材料をテーマとしてスタートした本シンポジウムにおいては、過去に様々な保存再生の課題を考えてきた。新たに現代の歴史的建築物の保存再生において「ヘリテージ・アーキテクト」が直面するであろう、“使い続ける保存”における様々な実践的課題を考えてみたい。その第一弾として、歴史的建築物における「窓」の保存再生について「文化財的価値」と「建物性能」の両立に努力された設計者による事例の紹介を通じて、これからの“使い続ける保存”のあり方を考える。

日時
2022年3月13日(日) 13時30分–17時00分

会場
YouTubeによる開催/視聴ページのURLはお申し込みいただいた方にのみお伝えします
※シンポジウム中の質問(チャットへの書き込み)はご自身のGoogleアカウントへのログインが必要となります

講師
山本吉博[日建設計 設計部門 シニアエキスパート アーキテクト]
中嶋 徹[竹中工務店 設計本部アドバンストデザイン部門 専門役]
田原幸夫[京都工芸繊維大学 客員教授]

プログラム
趣旨説明:田原幸夫
講演:山本吉博「京都市庁舎における窓の改修」
講演:中嶋 徹「歴史に学び現代技術で評価する建具デザイン」
討論会:山本吉博+中嶋 徹+田原幸夫+笠原一人[司会/京都工芸繊維大学 助教]

定員
300名(入場無料/要申込)

申し込み
以下のURLにアクセスし予約専用フォームからお申し込みください

予約専用フォーム:https://forms.gle/QeNuu3hSBQPT81bX9

主催
京都工芸繊維大学大学院建築学専攻/京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

後援
公益社団法人日本建築家協会/一般社団法人日本イコモス国内委員会/一般社団法人DOCOMOMO Japan/京都市文化財マネージャー育成実行委員会(NPO法人古材文化の会、公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター、一般社団法人京都府建築士会、京都市)

お問い合わせ
martinez@kit.ac.jp(担当:マルティネス)

京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース
保存再生学シンポジウム2021 第2回

“使い続ける保存”のために
─文化遺産における“窓”のデザイン─

京都工芸繊維大学では、2015年度に大学院の特別教育プログラムとして「建築都市保存再生学コース」を設置したが、加えて2020年度より、社会人対象のリカレント教育プログラム「ヘリテージ・アーキテクト養成講座」を開始した。この講座は、実務経験豊かな建築士の方々が、学外の講師も含む多くの専門家による講義とプロジェクト演習を通じて、歴史的建築物の保存再生における基本的理念・技術を実践的に学ぶ、我が国の大学としては初の社会人講座である。

現代の歴史的建築物の保存再生においては、かつての文化財のように建物を歴史的資料として大切に保存するのみならず、その建物の歴史的価値を守りながら、いかに日常的に使い続けられるようにするかが問われている。その際設計者が直面するのは、歴史的建築物のオーセンティシティ(真実性)と建物性能(機能性・安全性など)をいかに両立させるかという非常に困難なテーマである。こうした課題に正面から立ち向かい提案できる設計者、それが「ヘリテージ・アーキテクト」であると考える。

2015年度に煉瓦やコンクリートなど建築材料をテーマとしてスタートした本シンポジウムにおいては、過去に様々な保存再生の課題を考えてきた。新たに現代の歴史的建築物の保存再生において「ヘリテージ・アーキテクト」が直面するであろう、“使い続ける保存”における様々な実践的課題を考えてみたい。その第一弾として、歴史的建築物における「窓」の保存再生について「文化財的価値」と「建物性能」の両立に努力された設計者による事例の紹介を通じて、これからの“使い続ける保存”のあり方を考える。

日時
2022年3月13日(日) 13時30分–17時00分

会場
YouTubeによる開催/視聴ページのURLはお申し込みいただいた方にのみお伝えします
※シンポジウム中の質問(チャットへの書き込み)はご自身のGoogleアカウントへのログインが必要となります

講師
山本吉博[日建設計 設計部門 シニアエキスパート アーキテクト]
中嶋 徹[竹中工務店 設計本部アドバンストデザイン部門 専門役]
田原幸夫[京都工芸繊維大学 客員教授]

プログラム
趣旨説明:田原幸夫
講演:山本吉博「京都市庁舎における窓の改修」
講演:中嶋 徹「歴史に学び現代技術で評価する建具デザイン」
討論会:山本吉博+中嶋 徹+田原幸夫+笠原一人[司会/京都工芸繊維大学 助教]

定員
300名(入場無料/要申込)

申し込み
以下のURLにアクセスし予約専用フォームからお申し込みください

予約専用フォーム:https://forms.gle/QeNuu3hSBQPT81bX9

主催
京都工芸繊維大学大学院建築学専攻/京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

後援
公益社団法人日本建築家協会/一般社団法人日本イコモス国内委員会/一般社団法人DOCOMOMO Japan/京都市文化財マネージャー育成実行委員会(NPO法人古材文化の会、公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター、一般社団法人京都府建築士会、京都市)

お問い合わせ
martinez@kit.ac.jp(担当:マルティネス)