京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labは、ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会(代表:望月秀城/Art Gallery GE-SEN 藝泉)が主催する、故・ナンシー関(1962–2002)が生前に制作・保管していた5,147点に及ぶ消しゴムハンコのデジタルアーカイブに関する共同プロジェクトを、2025年5月より開始しました。

本プロジェクトでは、ナンシー関が遺した文化的・資料的に極めて貴重な消しゴムハンコを、高精度の3Dスキャン技術によって記録・保存し、将来的なオンライン公開および研究活用に向けた基盤整備を行います。1990年代のテレビ文化や社会風刺を象徴する個人メディアとして多くの人々に親しまれてきたナンシー関の作品は、その表現の中核である“消しゴムハンコ”が素材の劣化に直面する一方で、美術的価値に加え、情報文化・大衆文化の記録としても再評価が進んでいます。

KYOTO Design Labは、これまでに歴史的文化財の保存・可視化や、持続可能な地域文化の記録手法に関する共同研究を通じて培ってきたデジタルアーカイブ技術と知見を活かし、1980年代以降の大衆文化遺産に対する新たなアーカイブ手法の実験的構築を試みます。


通称「えへへへ」©︎ナンシー関 撮影:岡はるか

プロジェクト概要
名称|ナンシー関消しゴムハンコアーカイブプロジェクト
主催|ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会
技術協力・制作指導|京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
実施期間|2025年5月〜2025年10月(第1期)
内容|3Dスキャン/保存形式の検討/公開設計/活用方法の共同研究
特設ページ|https://note.com/nancy_project

ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会について
ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会は、故・ナンシー関(1962–2002)が遺した5,147点に及ぶ消しゴムハンコの保存と公開を目的に、2023年に発足。記録資料としての文化的・歴史的価値を見直しながら、アーカイブの制作、公開、展示、書籍・グッズの制作等、多角的なプロジェクトを展開している。2025年3月には、クラウドファンディングにより約3,000万円の支援を集めた。代表:望月秀城(Art Gallery GE-SEN 藝泉)、運営:櫻岡聡(フィンチ合同会社)

京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labは、ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会(代表:望月秀城/Art Gallery GE-SEN 藝泉)が主催する、故・ナンシー関(1962–2002)が生前に制作・保管していた5,147点に及ぶ消しゴムハンコのデジタルアーカイブに関する共同プロジェクトを、2025年5月より開始しました。

本プロジェクトでは、ナンシー関が遺した文化的・資料的に極めて貴重な消しゴムハンコを、高精度の3Dスキャン技術によって記録・保存し、将来的なオンライン公開および研究活用に向けた基盤整備を行います。1990年代のテレビ文化や社会風刺を象徴する個人メディアとして多くの人々に親しまれてきたナンシー関の作品は、その表現の中核である“消しゴムハンコ”が素材の劣化に直面する一方で、美術的価値に加え、情報文化・大衆文化の記録としても再評価が進んでいます。

KYOTO Design Labは、これまでに歴史的文化財の保存・可視化や、持続可能な地域文化の記録手法に関する共同研究を通じて培ってきたデジタルアーカイブ技術と知見を活かし、1980年代以降の大衆文化遺産に対する新たなアーカイブ手法の実験的構築を試みます。


通称「えへへへ」©︎ナンシー関 撮影:岡はるか

プロジェクト概要
名称|ナンシー関消しゴムハンコアーカイブプロジェクト
主催|ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会
技術協力・制作指導|京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
実施期間|2025年5月〜2025年10月(第1期)
内容|3Dスキャン/保存形式の検討/公開設計/活用方法の共同研究
特設ページ|https://note.com/nancy_project

ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会について
ナンシー関消しゴムハンコアーカイブ実行委員会は、故・ナンシー関(1962–2002)が遺した5,147点に及ぶ消しゴムハンコの保存と公開を目的に、2023年に発足。記録資料としての文化的・歴史的価値を見直しながら、アーカイブの制作、公開、展示、書籍・グッズの制作等、多角的なプロジェクトを展開している。2025年3月には、クラウドファンディングにより約3,000万円の支援を集めた。代表:望月秀城(Art Gallery GE-SEN 藝泉)、運営:櫻岡聡(フィンチ合同会社)