京都工芸繊維大学主催で「リーガルデザイン講座」を開催します。
本講座は、「リーガルデザイン特論」として大学院博士後期課程で開講されている科目で、弁理士・ビジネスモデルストラテジストで京都工芸繊維大学の顧問の日高一樹先生と、弁理士で京都工芸繊維大学産学公連係推進センターシニア・フェローの大西雅直先生によって、実践的な知的財産権マネジメントの方法論を身につけるための講義が行われます。

今年度からは博士前期課程も対象とするとともに、履修登録者以外にも公開します。履修登録をしていない学生・教職員も、すべてや興味のある一部のみなど自由に聴講することが可能です。

授業科目名
リーガルデザイン特論
(シラバスはこちら

概要
本講義では、実践的な知的財産権マネジメントの方法論を総合的に身につけることを目指し、具体的には、以下の事項を講義します。

  1. 技術やデザインの製品化に必要な知的財産権の基本知識の習得
  2. 産業財産権の情報検索方法の習得
  3. これらの情報開発を進める中で活用する実践的な方法を習得する
  4. ビジネスに必要な知的財産権に関するライセンス契約の要件の習得

これらを通じて、技術やデザインの研究等成果を社会実装可能な人材の育成を目的としています。

さらに、以下の具体的な知識とスキルを習得します。

  1. 知的財産権の歴史、現在、将来の役割意義の理解
  2. 知的財産権の基礎知識の理解
  3. 産業財産権の基本手続きの理解
  4. 産業財産権の検索能力の習得
  5. 著作権の基礎知識の理解
  6. 不正競争防止法など開発に関連する法の理解
  7. 開発における知的財産権の戦略立案方法の理解
  8. 知的財産権に関わる契約の基本の理解
  9. ビジネスにおける知的財産権戦略立案の基本要素の理解
  10. AI活用における知的財産権の注意点の理解

講師

  • 日高一樹
    [日高国際特許事務所所長/京都工芸繊維大学顧問/京都工芸繊維大学大学院特任教授]
  • 大西雅直
    [大西特許事務所弁理士/京都工芸繊維大学産学公連係推進センター シニア・フェロー]

講義日程

9月27日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
知的財産権イントロダクション
知的財産権の歴史と現在及び将来的意義を学ぶ。個人、企業、経済社会における知的財産権の位置付けと活用方法を学ぶ。
日高一樹
10月4日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
特許法
保護対象である発明の把握。特許性の判断。出願から特許までの手続き。特許権の効力。
大西雅直
実用新案権法
保護対象である考案の把握。登録可能性の判断。出願から登録までの手続き。実用新案権の効力。
大西雅直
10月11日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
意匠法
保護対象である意匠の把握。登録可能性の判断。出願から登録までの手続。意匠権の効力。
大西雅直
商標法
保護対象である商標の把握。登録可能性の判断。出願から登録までの手続。商標権の効力。
大西雅直
10月18日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
著作権法
発生要因。保護対象である著作物の把握。著作権(財産権)、著作者人格権、著作隣接権。
大西雅直
知的財産に関する条約、外国特許制度
各種の条約、各国(米国、欧州、中国、東南アジア)。
大西雅直
10月25日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
産業財産権の検索演習(特許、実用)
検索の意義(先行技術調査、実施可否調査、無効資料調査)、検索ツールJ-Plat-Patの使用方法。
大西雅直
産業財産権の検索演習(意匠、商標)
検索の意義(先行技術調査、実施可否調査、無効資料調査)、検索ツールJ-Plat-Patの使用方法。
大西雅直
11月1日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
周辺法
不正競争防止法。製造物責任法と特許法との関係。商品表示法と特許法との関係。
大西雅直
知的財産権戦略マネジメント
権利化とノウハウ(オープン/クローズ戦略)、先使用権の確保、特許と意匠の並願。
大西雅直
商品戦略と知的財産権戦略(権利マップなど使用方法)
パテントマップの使用方法(他社動向の把握、参入障壁の形成)。
大西雅直
11月8日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
小テスト(履修登録者のみ) 大西雅直
レポート(履修登録者のみ) 大西雅直
11月22日[金]
4限|14:30-16:00
知的財産権契約の考え方
これまでに学んだ知的財産権の特性とその対象内容を基礎に、ビジネス目的を考慮してどのような要素から契約を考えていくのかを学ぶ。
日高一樹
知的財産権契約の考え方、事例演習
具体的事案からシミュレーションを行い知的財産権から生じる契約リスクや効果などを学ぶ。AIの知的財産権に関する問題点等を学ぶ。
日高一樹

場所
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 2階
松ヶ崎キャンパスマップ

主催
京都工芸繊維大学
(京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab)

京都工芸繊維大学主催で「リーガルデザイン講座」を開催します。
本講座は、「リーガルデザイン特論」として大学院博士後期課程で開講されている科目で、弁理士・ビジネスモデルストラテジストで京都工芸繊維大学の顧問の日高一樹先生と、弁理士で京都工芸繊維大学産学公連係推進センターシニア・フェローの大西雅直先生によって、実践的な知的財産権マネジメントの方法論を身につけるための講義が行われます。

今年度からは博士前期課程も対象とするとともに、履修登録者以外にも公開します。履修登録をしていない学生・教職員も、すべてや興味のある一部のみなど自由に聴講することが可能です。

授業科目名
リーガルデザイン特論
(シラバスはこちら

概要
本講義では、実践的な知的財産権マネジメントの方法論を総合的に身につけることを目指し、具体的には、以下の事項を講義します。

  1. 技術やデザインの製品化に必要な知的財産権の基本知識の習得
  2. 産業財産権の情報検索方法の習得
  3. これらの情報開発を進める中で活用する実践的な方法を習得する
  4. ビジネスに必要な知的財産権に関するライセンス契約の要件の習得

これらを通じて、技術やデザインの研究等成果を社会実装可能な人材の育成を目的としています。

さらに、以下の具体的な知識とスキルを習得します。

  1. 知的財産権の歴史、現在、将来の役割意義の理解
  2. 知的財産権の基礎知識の理解
  3. 産業財産権の基本手続きの理解
  4. 産業財産権の検索能力の習得
  5. 著作権の基礎知識の理解
  6. 不正競争防止法など開発に関連する法の理解
  7. 開発における知的財産権の戦略立案方法の理解
  8. 知的財産権に関わる契約の基本の理解
  9. ビジネスにおける知的財産権戦略立案の基本要素の理解
  10. AI活用における知的財産権の注意点の理解

講師

  • 日高一樹
    [日高国際特許事務所所長/京都工芸繊維大学顧問/京都工芸繊維大学大学院特任教授]
  • 大西雅直
    [大西特許事務所弁理士/京都工芸繊維大学産学公連係推進センター シニア・フェロー]

講義日程

9月27日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
知的財産権イントロダクション
知的財産権の歴史と現在及び将来的意義を学ぶ。個人、企業、経済社会における知的財産権の位置付けと活用方法を学ぶ。
日高一樹
10月4日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
特許法
保護対象である発明の把握。特許性の判断。出願から特許までの手続き。特許権の効力。
大西雅直
実用新案権法
保護対象である考案の把握。登録可能性の判断。出願から登録までの手続き。実用新案権の効力。
大西雅直
10月11日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
意匠法
保護対象である意匠の把握。登録可能性の判断。出願から登録までの手続。意匠権の効力。
大西雅直
商標法
保護対象である商標の把握。登録可能性の判断。出願から登録までの手続。商標権の効力。
大西雅直
10月18日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
著作権法
発生要因。保護対象である著作物の把握。著作権(財産権)、著作者人格権、著作隣接権。
大西雅直
知的財産に関する条約、外国特許制度
各種の条約、各国(米国、欧州、中国、東南アジア)。
大西雅直
10月25日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
産業財産権の検索演習(特許、実用)
検索の意義(先行技術調査、実施可否調査、無効資料調査)、検索ツールJ-Plat-Patの使用方法。
大西雅直
産業財産権の検索演習(意匠、商標)
検索の意義(先行技術調査、実施可否調査、無効資料調査)、検索ツールJ-Plat-Patの使用方法。
大西雅直
11月1日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
周辺法
不正競争防止法。製造物責任法と特許法との関係。商品表示法と特許法との関係。
大西雅直
知的財産権戦略マネジメント
権利化とノウハウ(オープン/クローズ戦略)、先使用権の確保、特許と意匠の並願。
大西雅直
商品戦略と知的財産権戦略(権利マップなど使用方法)
パテントマップの使用方法(他社動向の把握、参入障壁の形成)。
大西雅直
11月8日[金]
4限|14:30-16:00
5限|16:10-17:40
小テスト(履修登録者のみ) 大西雅直
レポート(履修登録者のみ) 大西雅直
11月22日[金]
4限|14:30-16:00
知的財産権契約の考え方
これまでに学んだ知的財産権の特性とその対象内容を基礎に、ビジネス目的を考慮してどのような要素から契約を考えていくのかを学ぶ。
日高一樹
知的財産権契約の考え方、事例演習
具体的事案からシミュレーションを行い知的財産権から生じる契約リスクや効果などを学ぶ。AIの知的財産権に関する問題点等を学ぶ。
日高一樹

場所
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 2階
松ヶ崎キャンパスマップ

主催
京都工芸繊維大学
(京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab)