「デザイン関連学会シンポジウム」は、日本デザイン学会、意匠学会、芸術工学会、基礎デザイン学会、道具学会という、デザイン学に関連する5学会が共同で開催し、デザインの哲学や思想、方法、社会的役割について議論を交わす、年に一度の学術交流の場です。

2026年度は、「連関からひらくデザインの地平」“Opening New Horizons in Design through Relationality”をテーマに開催されます。


連関からひらくデザインの地平
Opening New Horizons in Design through Relationality

現代においてデザインの対象は、単一の製品やサービスから、公共政策や社会課題を含む社会システム全体へと拡張している。例えば、気候変動、人口減少、エネルギー問題に象徴される現代的課題群は、技術、政治、経済、文化など多様な要素の相互作用によって形成され、多様な主体、制度、価値観の連関のなかで生じる複雑な課題である。そうしたデザイン対象の性質は、デザインによる持続可能な未来創造を困難にしている。

デザインは、こうした複雑で厄介な対象にいかに向き合うべきだろうか。領域横断的な視点と多様なステークホルダーの協働が不可欠であると同時に、従来の手法や思考の枠組みそのものを問い直す必要があるだろう。その再考は、デザインの新たな地平をひらくことにもつながる。

本シンポジウムでは、相互連関する社会の様相を捉える実践と理論を共有する。AIをはじめとする技術、身体性や日常性から立ち上がる関係、工芸制作、建築、デザイン政策、デザイン教育など、幅広い観点から、関係性を基盤とするデザインの可能性を議論する。

開催概要

日時 2026年9月12日 (土) 13:30-17:30
会場
  • 京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 2階
    Google Map
  • オンライン併用
    パネリスト
    • Peter Jones[Tecnológico de Monterrey]+水内智英[京都工芸繊維大学](基礎デザイン学会)
    • 北 雄介[長岡造形大学](日本デザイン学会)
    • 前﨑信也[立命館大学](意匠学会)
    • 金子晋也[札幌市立大学](芸術工学会)
    • 松山聖央[岡山県立大学](道具学会)
    進行 小林昭世・水内智英(基礎デザイン学会)
    定員
    • 会場:50名
    • オンライン(ウェビナー):500名

    ※先着順・参加費無料
    ※オンライン参加の方には前日までにリンクをご連絡します。

    申込みフォーム https://forms.gle/gMVzfgkz4qcQnkfv8
    申込締切 2026年9月8日(火)
    開催主体 主催:デザイン関連学会
    幹事学会:基礎デザイン学会
    協力:京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

     

    プログラム

    時間 セッション 登壇者
    13:00 開場・受付
    13:30-13:40 開会挨拶 水内智英
    13:40-14:10
    14:10-14:20
    講演1 Peter Jones
    水内智英(基礎デザイン学会)
    14:20-14:50 講演2 北 雄介(日本デザイン学会)
    〈デザイン〉が累積するこの世界を読み解く——桓武天皇と市電と、わたしの庭の一輪の花
    発表概要
    14:50-15:20 講演3 前﨑信也(意匠学会)
    「連関」の破綻がひらくデザインの地平-邦楽器の危機と職人の作家化-
    発表概要
    15:20-15:50 講演4 金子晋也(芸術工学会)
    木と土を媒介とした連関のデザイン
    発表概要
    15:50-16:20 講演5 松山聖央(道具学会)
    すべての人のためのリハビリとしてのデザイン——〈作業〉と〈承認〉から考える
    発表概要
    16:20-16:40 休憩
    16:40-17:20 ディスカッション パネリスト+会場・オンライン参加者
    17:20-17:30 閉会挨拶 小林昭世

     

    登壇者(講演順)
    Peter Jones ピーター・ジョーンズ
    モンテレイ工科大学建築・芸術・デザイン学部 システミックデザイン特別教授、OCAD大学大学院准教授。Redesign Networkの創設者であり、Flourishing Enterprise Instituteのアカデミック・ディレクターを務める。Systemic Design Associationの共同創設者・理事、学術誌『Contexts: The Systemic Design Journal』の創刊編集長を務めるほか、年次開催の「Relating Systems Thinking and Design Symposium」の学術アドバイザーを務める。主な研究テーマは、ヘルスケア、専門的実践、マネジメントなど、高度に複雑な領域におけるシステミックデザインの理論と応用。デザインとイノベーションに関する4冊の著書があり、近著にKristel Van Aelとの共著『Design Journeys through Complex Systems』(BIS Publishers、2022年)、『Design for Care』(Rosenfeld Media、2013年)がある。システミックデザインの分野への貢献でも広く知られ、Systemic Design Toolkit、Systemic Theories of Change、Flourishing Business Modelなど、新たなシステミックデザインの方法論開発にも携わっている。
    北 雄介(日本デザイン学会)
    1982年兵庫県生まれ。2012年、京都大学にて博士(工学)を取得し、京都大学特定助教・特定講師を経て、現在、長岡造形大学造形学部建築・環境デザイン学科准教授。専門分野は都市と集落の様相論、フィールドワーク、デザインプロセス論。主な著書に『街歩きと都市の様相―空間体験の全体性を読み解く』(京都大学学術出版会、2023年。日本認知科学会第11回野島久雄賞および第46回国際交通安全学会賞著作部門を受賞)。
    前﨑信也(意匠学会)
    立命館大学デザイン・アート学部/研究科教授。滋賀県甲賀市出身。龍谷大学文学部史学科卒業後に英国に留学。PhD in History of Art(ロンドン大学)。専門は近現代美術史・工芸文化史・デジタルアーカイブ。学術研究に留まらず、美術展覧会の監修、アート・イベントのプロデュース、音楽アーティストのコラボレーション等、多岐にわたる活動を行う。著書・論文多数。
    金子晋也(芸術工学会)
    博士(工学)、一級建築士
    1980年熊本県生まれ、2004年 琉球大学工学部環境建設工学科卒業、2006年 琉球大学博士前期課程環境建設工学専攻修了、2010年 東京工業大学理工学研究科建築学専攻修了 博士(工学)
    2010-2013年 神戸芸術工科大学デザイン学部環境・建築デザイン学科助手
    2013-2021年 札幌市立大学デザイン学部デザイン学科助教
    2021年より現職
    松山聖央(道具学会)
    1983年京都府生まれ。北海道大学理学部卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。北海道立近代美術館学芸員、武庫川女子大学生活美学研究所助手を経て、2024年より岡山県立大学デザイン学部建築学科准教授。現代ドイツの美学思想および環境美学・日常美学を専門とする。近年の論文に、「日常美学と承認論の交差—ユリコ・サイトウの「修理の美学」をめぐって」(『道具学論集』(28)、45-55、2023年)など。

     

    懇親会
    閉会後、同会場にて懇親会を開催します。懇親会では、軽食と飲み物を提供いたします。参加を希望される方は、申込みフォームからお申し込みの上、当日、会場にて参加費をお支払いください。
    ※お釣りのないようご準備をお願いいたします。

    時間: 17:30-18:30
    会場: KYOTO Design Lab 2階
    費用: 一般 2,500円(税込)/ 学生 1,500円(税込)


    ※本イベントでは、記録・広報を目的とした写真および映像の撮影が予定されています。撮影された写真や映像は、KYOTO Design Labの広報活動に関連する各種媒体(Webサイト、SNS、刊行物等)で利用される場合があります。写り込みを希望されない方は当日スタッフまでお申し出ください。

    「デザイン関連学会シンポジウム」は、日本デザイン学会、意匠学会、芸術工学会、基礎デザイン学会、道具学会という、デザイン学に関連する5学会が共同で開催し、デザインの哲学や思想、方法、社会的役割について議論を交わす、年に一度の学術交流の場です。

    2026年度は、「連関からひらくデザインの地平」“Opening New Horizons in Design through Relationality”をテーマに開催されます。


    連関からひらくデザインの地平
    Opening New Horizons in Design through Relationality

    現代においてデザインの対象は、単一の製品やサービスから、公共政策や社会課題を含む社会システム全体へと拡張している。例えば、気候変動、人口減少、エネルギー問題に象徴される現代的課題群は、技術、政治、経済、文化など多様な要素の相互作用によって形成され、多様な主体、制度、価値観の連関のなかで生じる複雑な課題である。そうしたデザイン対象の性質は、デザインによる持続可能な未来創造を困難にしている。

    デザインは、こうした複雑で厄介な対象にいかに向き合うべきだろうか。領域横断的な視点と多様なステークホルダーの協働が不可欠であると同時に、従来の手法や思考の枠組みそのものを問い直す必要があるだろう。その再考は、デザインの新たな地平をひらくことにもつながる。

    本シンポジウムでは、相互連関する社会の様相を捉える実践と理論を共有する。AIをはじめとする技術、身体性や日常性から立ち上がる関係、工芸制作、建築、デザイン政策、デザイン教育など、幅広い観点から、関係性を基盤とするデザインの可能性を議論する。

    開催概要

    日時 2026年9月12日 (土) 13:30-17:30
    会場
    • 京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 2階
      Google Map
    • オンライン併用
      パネリスト
      • Peter Jones[Tecnológico de Monterrey]+水内智英[京都工芸繊維大学](基礎デザイン学会)
      • 北 雄介[長岡造形大学](日本デザイン学会)
      • 前﨑信也[立命館大学](意匠学会)
      • 金子晋也[札幌市立大学](芸術工学会)
      • 松山聖央[岡山県立大学](道具学会)
      進行 小林昭世・水内智英(基礎デザイン学会)
      定員
      • 会場:50名
      • オンライン(ウェビナー):500名

      ※先着順・参加費無料
      ※オンライン参加の方には前日までにリンクをご連絡します。

      申込みフォーム https://forms.gle/gMVzfgkz4qcQnkfv8
      申込締切 2026年9月8日(火)
      開催主体 主催:デザイン関連学会
      幹事学会:基礎デザイン学会
      協力:京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

       

      プログラム

      時間 セッション 登壇者
      13:00 開場・受付
      13:30-13:40 開会挨拶 水内智英
      13:40-14:10
      14:10-14:20
      講演1 Peter Jones
      水内智英(基礎デザイン学会)
      14:20-14:50 講演2 北 雄介(日本デザイン学会)
      〈デザイン〉が累積するこの世界を読み解く——桓武天皇と市電と、わたしの庭の一輪の花
      発表概要
      14:50-15:20 講演3 前﨑信也(意匠学会)
      「連関」の破綻がひらくデザインの地平-邦楽器の危機と職人の作家化-
      発表概要
      15:20-15:50 講演4 金子晋也(芸術工学会)
      木と土を媒介とした連関のデザイン
      発表概要
      15:50-16:20 講演5 松山聖央(道具学会)
      すべての人のためのリハビリとしてのデザイン——〈作業〉と〈承認〉から考える
      発表概要
      16:20-16:40 休憩
      16:40-17:20 ディスカッション パネリスト+会場・オンライン参加者
      17:20-17:30 閉会挨拶 小林昭世

       

      登壇者(講演順)
      Peter Jones ピーター・ジョーンズ
      モンテレイ工科大学建築・芸術・デザイン学部 システミックデザイン特別教授、OCAD大学大学院准教授。Redesign Networkの創設者であり、Flourishing Enterprise Instituteのアカデミック・ディレクターを務める。Systemic Design Associationの共同創設者・理事、学術誌『Contexts: The Systemic Design Journal』の創刊編集長を務めるほか、年次開催の「Relating Systems Thinking and Design Symposium」の学術アドバイザーを務める。主な研究テーマは、ヘルスケア、専門的実践、マネジメントなど、高度に複雑な領域におけるシステミックデザインの理論と応用。デザインとイノベーションに関する4冊の著書があり、近著にKristel Van Aelとの共著『Design Journeys through Complex Systems』(BIS Publishers、2022年)、『Design for Care』(Rosenfeld Media、2013年)がある。システミックデザインの分野への貢献でも広く知られ、Systemic Design Toolkit、Systemic Theories of Change、Flourishing Business Modelなど、新たなシステミックデザインの方法論開発にも携わっている。
      北 雄介(日本デザイン学会)
      1982年兵庫県生まれ。2012年、京都大学にて博士(工学)を取得し、京都大学特定助教・特定講師を経て、現在、長岡造形大学造形学部建築・環境デザイン学科准教授。専門分野は都市と集落の様相論、フィールドワーク、デザインプロセス論。主な著書に『街歩きと都市の様相―空間体験の全体性を読み解く』(京都大学学術出版会、2023年。日本認知科学会第11回野島久雄賞および第46回国際交通安全学会賞著作部門を受賞)。
      前﨑信也(意匠学会)
      立命館大学デザイン・アート学部/研究科教授。滋賀県甲賀市出身。龍谷大学文学部史学科卒業後に英国に留学。PhD in History of Art(ロンドン大学)。専門は近現代美術史・工芸文化史・デジタルアーカイブ。学術研究に留まらず、美術展覧会の監修、アート・イベントのプロデュース、音楽アーティストのコラボレーション等、多岐にわたる活動を行う。著書・論文多数。
      金子晋也(芸術工学会)
      博士(工学)、一級建築士
      1980年熊本県生まれ、2004年 琉球大学工学部環境建設工学科卒業、2006年 琉球大学博士前期課程環境建設工学専攻修了、2010年 東京工業大学理工学研究科建築学専攻修了 博士(工学)
      2010-2013年 神戸芸術工科大学デザイン学部環境・建築デザイン学科助手
      2013-2021年 札幌市立大学デザイン学部デザイン学科助教
      2021年より現職
      松山聖央(道具学会)
      1983年京都府生まれ。北海道大学理学部卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。北海道立近代美術館学芸員、武庫川女子大学生活美学研究所助手を経て、2024年より岡山県立大学デザイン学部建築学科准教授。現代ドイツの美学思想および環境美学・日常美学を専門とする。近年の論文に、「日常美学と承認論の交差—ユリコ・サイトウの「修理の美学」をめぐって」(『道具学論集』(28)、45-55、2023年)など。

       

      懇親会
      閉会後、同会場にて懇親会を開催します。懇親会では、軽食と飲み物を提供いたします。参加を希望される方は、申込みフォームからお申し込みの上、当日、会場にて参加費をお支払いください。
      ※お釣りのないようご準備をお願いいたします。

      時間: 17:30-18:30
      会場: KYOTO Design Lab 2階
      費用: 一般 2,500円(税込)/ 学生 1,500円(税込)


      ※本イベントでは、記録・広報を目的とした写真および映像の撮影が予定されています。撮影された写真や映像は、KYOTO Design Labの広報活動に関連する各種媒体(Webサイト、SNS、刊行物等)で利用される場合があります。写り込みを希望されない方は当日スタッフまでお申し出ください。