保存再生学シンポジウム2017 第1回 「木造近代建築の保存と活用─木造校舎の保存活用の成果と課題」開催のお知らせSymposium: Conservation and Practical Use of Modern Timber Architecture 01, 2017

保存再生学シンポジウム2017 第1回 「木造近代建築の保存と活用─木造校舎の保存活用の成果と課題」を開催します。

スケジュール
日時:2017年7月29日(土)13時30分-
会場:京都工芸繊維大学60周年記念館2階大セミナー室
京都市左京区松ヶ崎橋上町1(京都市営地下鉄松ヶ崎駅下車徒歩10分)
定員:90名
入場:無料(申込不要、当日先着順)
主催:京都工芸繊維大学大学院建築学専攻
   京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab
後援:DOCOMOMO Japan/日本イコモス国内委員会

プログラム
13:30 
挨拶|田原幸夫(京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授)
13:40 
西脇小学校の保存再生:足立裕司(神戸大学名誉教授)
14:30
日土小学校の保存再生:花田佳明(神戸芸術工科大学教授)
15:20 休憩
15:30
木造近代建築の保存再生と構造家:腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授)
16:20
座談会 木造校舎の保存活用の成果と課題:
足立裕司+花田佳明+腰原幹雄+田原幸夫+笠原一人(京都工芸繊維大学助教)
18:00 
講師・参加者による懇親会|プラザKIT(会費制)

概要
 京都工芸繊維大学大学院・建築都市保存再生学コースの保存再生学シンポジウムも3年目を迎える。今年度の年間テーマは「木造近代建築」に設定した。ここで言う「木造近代建築」は、伝統工法による神社仏閣や民家、近代和風建築は含まない。20世紀に造られた公共的な色彩の強い、比較的規模の大きな木造建築を対象とする。その第1回として小学校の木造校舎を取り上げたい。
 日本の学校建築における過去を振り返ったとき、木造校舎においては多くの試練があった。その一つは“不燃化”という問題である。学校に限らず、歴史的建造物の保存においては常に、安全性の確保と歴史的価値の保全がぶつかることとなるが、学校建築においては国の“不燃化”という基本方針のもと、多くの優れた木造校舎が失われてしまった。現在、文部科学省が「木の学校づくり」を推進している状況は皮肉と言うしかない。また建築基準法の改正によって、新築の木造校舎実現の可能性は広がりつつあるが、失われたものは二度と戻らない。
 今回のシンポジウムでは、苦難の歴史を生き延び見事に現代の小学校として甦った、兵庫県の西脇市立西脇小学校(1937年竣工/内藤克維設計)と愛媛県の八幡浜市立日土小学校(1958年竣工/松村正恒設計)の木造校舎に焦点を当てる。戦前と戦後の木造校舎の傑作であるが、いずれも解体の危機に瀕していた。しかし関係者の粘り強い活動により、保存再生が決定した。その保存再生に関わった専門家をお招きし、木造近代建築を過去から未来へと繋ぐ意味と可能性を探る。

Symposium: Conservation and Practical Use of Modern Timber Architecture

The first Symposium on Conservation and Revitalization will be held on 29 July, 2017.
Graduate School, Kyoto Institute of Technology, 2017 Postgraduate Program on Conservation and Revitalization of Architectural and Urban Heritage

Date: Saturday, 29th July 13.30-
Venue: 60th Anniversary Hall 2F, Kyoto Institute of Technology

Guest Speakers
Hiroshi Adachi (Emeritus Professor, Kobe University)
Yoshiaki Hanada (Professor, Kobe Art University of Technology)
Mikio Koshihara (Professor, University of Tokyo)

Schedule
13:30-
Introduction: Yukio Tahara (Project Professor, KYOTO Design Lab)
13:40 
Lecture 1: Hiroshi Adachi
14:30
Lecture 2: Yoshiaki Hanada
15:20 an interval
15:30
Lecture 3: Mikio Koshihara
16:20
Discussion:
Hiroshi Adachi + Yoshiaki Hanada + Mikio Koshihara + Yukio Tawara + Kazuto Kasahara (Assistant Professor, Kyoto Institute of Technology)
18:30
Post Symposium Party at Plaza KIT

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